iRingerでテザリング

ソフトバンク版のiPhone4sで、
脱獄せずにテザリングしたいと、思い調べました。

「iRingerというアプリを使えばできるらしい」とのことでしたが、
アプリをiPhone4sに入れてから、使えるようになるまでが結構大変でした。
一応私は本業がネットワークエンジニアなのにwww

備忘録としてやりかたを書いておきます。
要望があれば、もっと細かく書きます。

このアプリはテザリングとは言っても、
特殊な方法で実現しており、ぱっとインストールしてすぐに
使えるかというと敷居が高いと思います。
(作った人はすごいと思いますが)

私の使用機材構成は、以下のとおり。
Internet---(3G回線)---iPhone4s---(WiFi)---PC(Windows7)
※PCのブラウザはFireFoxでのみ検証しました。
 アプリのチュートリアルにもFireFoxで例が載ってましたし、
 普段使いと使い分けるのにもちょうど良いと思います。
 PCにインストールしていない場合は、FireFoxを入れておいても良いかと。
 ちなみにiPhone4sIOSは6.1.3です。
 
iPhone4sは一括0円で入手したし、3G回線はIIJMIO(月額945円使い放題)なので、
非常に安いモバイルアクセス環境を手に入れることができました。

1.PC側でアドホックネットワークを構築する
無線LANでいうところの親機の役割をPCにやらせます
IPアドレス固定で割り振っておく

2.PC側にiPhone4sWiFi接続する
IPアドレス固定で設定する

3.PCからpingを打って、iPhoneと接続できていることを確認する
これは手順というよりテストですが、
ここがうまくいっていないと先に行っても仕方ないです。

4.iRingerを起動する
フランスの人が作った(?)アプリらしく、
iPhoneの言語設定をフランス語にしないとアプリが落ちてしまいます。
iPhoneの言語設定をフランス語にしてから、iRingerを起動してください。
Tethering123と入力し、タップするとProxyの設定画面が出てきます。
Socks ProxyをONにしてください。

5.PCの環境設定を行う
FireFoxのアドレスバーに
about:home
と入力すると、
下のほうに「オプション」のボタンがクリックできるようになります。
これをクリックし、「詳細」→「接続設定」をクリック

6.FireFoxのproxy設定を行う
「手動でプロキシを設定する」にチェックを入れ、
「SOCKSホスト」にiPhoneIPアドレス、ポート番号8888を入力し、
OKをクリック
アドレスバーに
about:config
と入力し、network.proxy.socks_remote_dns
の項目を探し、ダブルクリックし、値を「true」に変える

7.FireFoxからインターネットアクセス
アドレスバーにwww.google.comと入力してEnterを押せば…
PCからiPhone経由でWEB閲覧ができるはずです。

iPhoneの言語設定や、PCでのアドホックネットワークの構築の仕方については、
いろいろなページがすでにあります。
ご要望があれば、IPアドレスの振り方等から記載したいと思います。

私は一応これで食べているのですが、それでも苦労しましたwww
貧乏人は頭使って汗かいてがんばれということでしょうかwww
でもうまくいって超うれしいぃぃぃぃぃ!

脱獄しようにも最新IOSにアップデートしてしまったためできないし、
ソフトバンク版だからテザリング機能が4sでは開放されていなくて、
このアプリにすがるしかなかったので。

メモリ256B以下のマシンにCentOS5.3をネットワークインストールする方法

<概要>
内臓CD/DVD-ROMが付いていない、メモリ256MB以下のノートPCに、外付けのUSB接続CD/DVD-ROMドライブを使ってCentOS5.3をインストールしてみました。いつもネット上の知恵者に助けてもらってばかりなので、たまには何かのお役にたてればと思い、メモしてみました。<経緯>
使わなくなったノートPCにCentOS5.3をインストールしてサーバにしようとしたら、ネットワークインストールできませんでした。

      • エラーの内容---

File "/usr/lib/python2.4/subprocess.py", line 975, in _execute_child
raise child_exception
File "/usr/lib/python2.4/subprocess.py", line 542, in __init__
errread, errwrite)
File "/usr/lib/anaconda/iutil.py", line 488, in inVmware
proc = subprocess.Popen(lspci, stdout = subprocess.PIPE)
File "/usr/lib/anaconda/yuminstall.py", line 860, in doGroupSetup
if iutil.inXen() or iutil.inVmware() or \
File "/usr/lib/anaconda/yuminstall.py", line 942, in doRepoSetup
self.doGroupSetup()
File "/usr/lib/anaconda/backend.py", line 172, in doRepoSetup
anaconda.backend.doRepoSetup(anaconda)
File "/usr/lib/anaconda/dispatch.py", line 201, in moveStep
rc = stepFunc(self.anaconda)
File "/usr/lib/anaconda/dispatch.py", line 124, in gotoNext
self.moveStep()
File "/usr/lib/anaconda/text.py", line 721, in run
anaconda.dispatch.gotoNext()
File "/usr/bin/anaconda", line 1006, in ?
anaconda.intf.run(anaconda)
OSError: [Errno 2] No such file or directory

      • ここまで---

というエラーが出て先に進めません。

インストールしようとしたマシンはThinkPad240ZというノートPCで、いわゆるモバイルPC、いわゆるダルマさんPCです。
ダルマさんPCは光学ドライブが外付けのため、OSのインストールに非常に苦労します。FDDに起動ディスクを入れてBootする方法も最近はOSやディストリビューションによって提供されなくなってきてます(Vineも3まではあったのに)。そうすると、他のPCにHDDを接続してインストールを行い、それをダルマさんPCに入れ替えるという体外受精wみたいな方法か、ネットワークインストール・PXEブートかになります。そんで試みたPXEブートが失敗したというのが上記のエラーです。
メモリ容量を512MB以上にすればネットワークインストールが可能になるそうなのですが、240Zは256MBを超えてメモリを増設することができません。こういう事態が生じたときがハードウェアの買い替え時なのかもしれませんが、現役引退機の使い道としてサーバでの用途を思い立ったわけだし、それ用にマシンを買うのはもったいない。そこで、がんばってみました。<手順>
1.PXEブート用のサーバの準備
 http://d.hatena.ne.jp/palm84/20070403/1175609650
 (いつも参考にさせていただいております。)
2.インストールするPCのブートモードを変更
 http://d.hatena.ne.jp/licheng/20090715
 (こういうTipsがありがたいです。助かりました。)

      • 以下、全部240Z側の作業です---

3.電源投入後、「F12」を押してBoot Menuを出す。
4.↓(矢印の下)キーを押して
 「3.Intel(R) Boot Agent Version 3.0.03」を反転させてEnter
5.vmlinuzの読み込み等が終わって、テキストインストールへ以降
6.言語、キーボードを選択
7.Installation Methodで、「Local CDROM」を選択して「OK」
8.「No driver found」と出るので、「select driver」を選択
9.外付けのUSB接続CD/DVD-ROMドライブを240Zへ接続
10.「select device driver to load」で「usb mass storage driver for Linux」を選択
11.キュインキュインと外付け光学ドライブがまわってくれて、「CD Found」と出て、インストールが続行できます。やったー!

書こう書こうと思いながら、最近いろいろと忙しくて時間が取れませんでした。お役に立てればうれしいです。

中崎町サロン文化大学サイコー

中崎町サロン文化大学
http://nakazakicho-u.blogspot.com/
[09/05/18]狩野哲也によるblogサロン
に参加してきました。
・何を伝えたいのか
・読んだ人にどう思ってもらいたいのか
・情報のアウトプットに対してどういうリアクションを期待するのか
という発信側の意識の持ち方や、読み手にとって
・わかりやすくする
・必要な情報にたどり着きやすくする
・興味をもたせる
コツなど、
情報発信の「勘所(かんどころ)」について勉強させていただきました。
このblogに限らずいろいろなことに活用していきたいと思います。また、参加者の方とも意見交換ができ貴重なヒントをいただきました。自分とは違った分野で活躍されている方とお話させていただく機会は大変貴重でした。

PS
「一般人が一度に読んで苦痛じゃない文字数は○○文字」なんていう観点のレクチャーは、さすがプロだと感心しました。

VirtualBoxの仮想マシンをコピー

VirtualBox2.1.2を入れたんですが、ちょっとおかしい。
新しく作成したVine4.2仮想マシンにVirtualBox2.1.2のGuestAdditionをインストールすると、GUIがぐちゃぐちゃになって…ホストOSのWindowsXPが落ちるw
よってVirtualBoxのアップデート前に作成していたVine4.2仮想マシンをコピーしようとして、調べたことをメモ書き。
・単純にvdiファイルをコピーしてもダメ。
・C:\xVM VirtualBoxフォルダにあるVBoxManage.exeを使用してvdiファイルをコピーする必要がある。詳しくは、
http://yakinikunotare.boo.jp/orebase/index.php?VirtualBox%A4%CE%B2%BE%C1%DB%A5%C7%A5%A3%A5%B9%A5%AF%A4%F2%A5%B3%A5%D4%A1%BC%A4%B9%A4%EB
http://superlinux.blog50.fc2.com/blog-entry-37.html
注意点としては、
VBoxManage clonevdi コピーされる.vdi コピー先.vdi
とコマンド発行するのですが、vdiファイルの指定はパス指定してやる必要があるので、
私の場合だと、
E:\xVM VirtualBox>VBoxManage.exe clonevdi "E:\xVM VirtualBox\VDI\Vine4.1.vdi" "E:\xVM VirtualBox\VDI"\Vine4.1_2.vdi
のようにしてやらないとエラーになる。環境パスを設定している方は大丈夫なのかもしれないけど。
ちなみに、Windows(コマンドプロンプト)でドライブを移動するときは、
>cd Eじゃなくて、
>E:
みたいにするんですね。
でも、C:\Documents and Settings\user>
にいるときに、Cのroot(?)に行きたいときは、
cd C:\
なんですね。よくわからん。

VirtualBoxの共有フォルダ

Guest OSにVine4.2を動作させている。VirtualBoxを起動すると、「Version2.0.6が入手できますよ」とポップアップが出るので、うっとうしいから2.0.6に上げましたw。すると自動マウスキャプチャが動作しなくなり、guestadditionも入れなおすことに。入れたは良いが今度は共有フォルダを使用しようとすると、
/sbin/mount.vboxsf: mounting failed with the error: No such device
と出てmountできなくなった!
いろいろ調べたけど、最終的には、
共有フォルダの設定を消して、もう一度作り直したら、mountできるようになりました。
動作も速くて気に入っているのですが、
NW周りと共有フォルダがあまりイケてないですね。

Vine4で印刷

Linuxが便利な場合もありw、適材適所で使っています。
とりあえずVineで印刷してみたのでメモ。

詳しくはここ↓
http://www.vinelinux.org/manuals/vine-cups.html

そして、補足。
1.
http://localhost:631/
にアクセスしてもページが見れない場合は、
#service cups start
(#はプロンプト)
でサービスを立ち上げてからアクセスすると見えるようになると思います。
2.
プリンタの設定
おそらく都合よく自分が使っているプリンタがメニューに出てくることはないかと思います。その場合は、(ネットワークプリンタの場合)
バイス LPD/LPR Host or Printer
バイスURL lpd://IPアドレス
メーカ名 Raw
モデル名 Raw Queue(en)
で登録すれば使えました。
3.
印刷
a2psをapt-getしてきておけば、テキストの印刷なんかは割りと楽に可。
#a2ps テキストファイル名 --columns=2 | lpr
(2ページをまとめて1枚に印刷)<以下、本文とはまったく関係ありません>
ubuntuWindowsを駆逐できるかもしれない。
けどVineが好き。

ubuntuでどうがんばってもできなかったこと。
netbeansJavaGUIアプリを開発するとき、デザインビューでいくらJbuttonを「赤」に設定しても色が変わらない。実行すると変わるのだけど。どうがんばってもできなかった。環境は、ubuntu8.10 jre1.6 netbeans6。

自己防衛、敵も対策もつかみにくい

今後、もう右肩上がりの成長は望めない経済状況であるとわかってはいる。経済成長の3要素は「人口増加」「技術革新」「資本の蓄積」といわれている(かなり知識が不確かですが)。人口は減っているし、車も空を飛ばないし、会計揺らいできいる。だからテレビも雑誌もペイドパブばかりで、強引に消費を強いていている。「やりがい」だ、「自己実現」だといって労働に意味付けをして、飽和している商品経済にさらに生産を強いる。無理がある。
誰かに操られている、何らかの意図が働いている、それはわかっていても、だからといってどう行動してよいかわからない。必要以上に買わない、無理せずに働く、そんなところだろうか。